車で千葉へ出張。朝は雨が降っているもののひどくはなかった。現場に着いて鍵を開け、業者が作業をしている間、所内で別の仕事を進める。
 11時過ぎになんとなく外をみたら雪が降っていた。まだ積もっておらず、積もらない雰囲気だったのでとりあえず業者には伝えるもののまた所に戻った。12時頃に外をみると道路に雪が積もり始めていた。爆弾低気圧であることを忘れ天気図や衛星画像をチェックするのを忘れていた。これではトラックが来て搬入作業ができないので急いで業者と対策を協議。結局今日の作業は中止し、準備ができ次第撤収することになった。しかし業者のほうの準備がなかなかできず、現場を出たのが午後3時過ぎ。
 業者はホテルに戻っていったがこちらは帰宅しなければならないのでとりあえず東京湾フェリーの出航状況を確認するとやはり欠航、アクアラインも通行止め、高速道路も一部通行止めのため、下道を使って東京まわりで帰るしかない。いずれにせよ宿を探すには木更津あたりまでは戻らないと厳しいので、とりあえず北上し始めた。
 海岸線を走っている頃は海風もあって比較的雪は積もっていなかったが、富津付近で内陸に入ると急に道路が積もり始めた。まだコントロールは効くが少しでも気を抜くと危ない。対向車を見ると既にトラックやバスが坂を登れなくなり始めている。なんとか峠を越えて木更津に入ると道路から雪が消えていた。通行量が多いのとコンビナートの放熱も影響しているのかもしれない。ここで宿を探すという選択肢もあったが、やはり都内には入っておきたいということでさらに北上。運転しているためこの先の道路状況や気象をなかなかチェックしづらい。運任せで行けるところまで行くことに。上司には電話で宿泊するかもしれないことを連絡。
 コンビナートの熱を期待して海側の16号を選択。これが大正解で、ほとんど雪の影響なく市原まで行けた。しかし千葉市に入ったところで海側の357と山側の16に分かれるが渋滞情報などから16号を選択してしまう。やはり急に道路が凍結しはじめ、高速と並走区間でブレーキも危うくなってきたので北上は諦め、少し戻って市原市内で宿を探すことに。楽天で検索すると八幡宿に駐車場と朝食付きでかなり安いところを発見。念のためガソリンを入れてから向かう。着くと海に近いため道路も思ったほど積もっておらず、駐車場が舗装されていないのは気になるがまあ仕方がない。とにかく道路が凍結する前に宿に入れて助かった。
 メールで現状報告などをしてるあいだに沈没。