■
家で地デジバックアップ用として動かしているマシンにiRemoteを入れてみた。
まず、説明書どおりに.NET Framework3.5をインストール。しかし途中でエラー終了。マシンが古すぎるせいかと思ったが、WindowsUpdateでSP1言語パックを選択するとインストールできた。
このままでもiRemoteのインストールが出来るが、音声も送れるようにしたいのでvadplusをインストール。ドライバ本体とinfファイルしかないので、コントロールパネルの「ハードウェアの追加」からインストール。「ハードウェアを接続しています」→「新しいハードウェアデバイスの追加」→「一覧から選択したハードウェアをインストール」→「すべてのデバイスを表示」→「ディスク使用」でvadplusの解凍ディレクトリを指定するとインストールできる。ただし、署名されていないため64bit版のWindows serverなどでは再起動時に刺さらなかったり起動が止まったりするので要注意。32bit版のXp上で動かすのが一番無難。
iremoteを起動すると設定画面になる。
・アプリ名称
デフォルトでも構わないが、複数のマシンを使い分ける場合などは後ろにマシン名などを追加しておくと便利。
・公開用URL
iremoteを動かすマシン名を頭にhttp://をつけてフルドメインで入力。今回はYAMAHAルータの下に繋がっているマシンを使ったので、netvolanteのDDNSサービスを使って取得したドメインを利用。もちろんルータには静的IPマスカレードでiRemoteが使うポートを振り分ける設定を追加。
・TCPポート番号
他のアプリとぶつからないように適当なポートを割り当てた。このポートをルータのマスカレード設定にも追加。更にコントロールパネルのファイヤーウォール設定で穴を開けておく。
・アプリ画面サイズ
このあたりを参照して、iRemoteを使う携帯の画面サイズを入力。
・認証パスワード
基本的にはアプリ起動時に一度だけ入力するものなので長くてもかまわない。
ここまで入力して開始ボタンを押し、アクセス用QRコードを表示させて携帯でバーコード撮影してiモード接続すると、iアプリのダウンロードページに飛ぶので、ダウンロードして起動する。認証パスワードを入力し、マシン側の設定画面で暗号キーの生成ボタンを押してから表示ボタンを押すと暗号キーがQRコードになっているので、iアプリで撮影して取り込んでから接続ボタンを押せば携帯の画面にwindows画面が出てくる。
このままでは音声の転送が不十分なので、一旦アプリケーションを終了させてから、コントロールパネルの「サウンドとオーディオデバイス」でオーディオタブの既定デバイスをすべてvadplusにしておく。これでwindowsの音声がすべて仮想デバドラ経由でマイクに入力されるので、iRemoteがキャプチャーすることができるようになる。