LOOX Pの挙動がおかしい。どうやらウィルスに感染してしまった模様。
とりあえずLAN内の鯖以外のマシンの電源を落として、感染拡大を防ぐ。
鯖はFWが入っていて、LAN内でもファイル共有すらできなくなっているので
とりあえず問題ないはず。
 どうせ初期化しなければならないので、せっかくだからこのままウィルスバスターの
オンラインスキャンにかけてみた。
 すると同一のウィルスにシステムディレクトリ以下の実行ファイルも
多数汚染されていることがわかった。


 更に突き止めていくと、どうやら職場で使うvncクライアントのインストール時に
感染したらしい。慌てて職場から直接落としてきてバイナリ比較してみるが、
手元にあるものと違う。どうやら職場のサーバに入っているものは無事らしい。
 ではなぜ自分だけ感染したのか?


 確定ではないが、怪しいのは、職場から落としてきたvncクライアントを
置いておいたマシン。
 外から入れるように、グローバルIPを割り振って特定のポートだけFWで
通すようにしていたのだが、一時期FWを外していたことがあった。
そのタイミングで共有ディレクトリにアクセスし、ファイルを書き換えて
しまえばウィルスに感染させることも可能である。
 念のためそのマシンをスキャンしてみたが、感染していたのは共有ディレクトリに
置いてあった唯一の実行ファイルであるvncクライアントだけだった。
共有ディレクトリは書き換え可能属性をつけてあったため、ネットワーク越しに
書き換えられたのかもしれない。


 ネットワークを切断してDVDドライブをつなぎ、マニュアルどおりに
リカバリ開始。そのまま放置して沈没。