土曜の地震の直前にたまたま設置していた新規観測点のデータを現地から
吸い上げる。LS-7000XTでのリアルタイムテレメータだがCFに256MBを突っ込んで
おいたおかげでどうにか今日のフレッツ開通前からのデータが残っていた。
ルーターにダイヤルアップ接続して拾い始めるものの、ISDNなので遅い。
1日分のデータを拾うのに半日かかってしまった。面倒なので通信をフレッツに
切り替えて鯖からFTPスクリプト組んで夜中の間に勝手に拾ってくるように仕込む。
ちょっと帯域が狭くなってリアルタイムパケットが落ちるのが怖いが、
美味しいデータに背に腹は代えられない。


 もうこの観測システムを構築してから3年になるが、我ながら便利なものを
作ったと思う。ISDN+ヤマハルーターの組み合わせがここまで使えるとは
当時は思ってもみなかった。LS-7000XTのほうはまだまだ改良すべき点は多いが
(このところ白山の人がよく顔を見せるのは新機能のネタ探し?)、ヤマハ
ルーターがそれを十分補ってくれる。また、ISDNの特徴である2本のBチャンネルが
同時に別々に使用可能というのもこのシステムには不可欠だった。
 もしまたこのシステムを展開するようなことがあれば、もっとルーター
設定を煮詰めてみたい。