SL-C3000 + M1000でmopera接続成功。CS64CFではダメだったが、USBホストケーブルで
接続するとdmesgにttyACM0が出た。lsmodでもacmがロードされたことが確認できたので、
rootで

mknod /dev/ttyACM0 c 166 0

としてデバイスファイルを作る。
 ダイヤルアップ接続はこのあたりを参照してプロファイルを作っておき、
bluetoothでは/dev/rfcomm0となる部分を/dev/ttyACM0とする。


 具体的には、赤外線経由でのダイヤルアップ接続の作成で、

ユーザー名 適当(なんでもよい)
パスワード 無し
「ネームサーバーの自動検出」にチェック
IPアドレスを自動的に取得」にチェック
電話番号 *99***1#(cidの1番にmopera.ne.jpを登録した場合)
初期化コマンド ATZ

というような設定を行う。
 この状態でコンソールからrootになり、/etc/ppp/peers/の中のIRDA〜で始まる
ファイルをviで編集。
2行目を

/dev/ttyACM0 115200

に書き換え、その下に

asyncmap 800000

を追加。知識があればmruとmtuも最適値に書き換えておくと良い。
 これでリナザウの設定は終ったので、後はM1000にUSBケーブルを繋ぎ、その先に
USBホストケーブルを接続、リナザウに差し込めばOKである。念のためdmesgで
認識していることを確認。あとは普通にダイヤルアップ接続すれば繋がるはずである。
 この方法で他のFOMA携帯も繋ぐことが出来る。


 尚、bluetoothと接続環境を共有する場合はダイヤルアップ接続の設定変更などで
ファイルが初期化されてしまうことがあるので、IRDA〜のファイルは書き換えた後
バックアップを作っておき、書き換わってしまったときには書き戻す。


 また、M1000でインターネット接続時に勝手に接続が切れてしまうことがあった。
電波状況が悪いのかタイムアウトしたのかわからないが、こういうときは
一旦リナザウ側のケーブルを外して挿し直すと再度接続できるようになるようだ。