既に今使ってるテレビの入力端子が不足していてレコーダー→レコーダーのカスケード接続をしているような状況でS600が追加され、HDR-HC3も繋げたいとなるとやはりHDMI端子のついたディスプレイが欲しい。
 ということで先日買ったGame Switchをパソコンの液晶モニターに接続。入力にS600を繋げると、モニターが「入力信号が対応していない」とエラー。色々いじった結果、単にS600の出力解像度を1124iに切り替えればいいだけだった。フルハイビジョン画質がついに我が家でも、と思ったが音声が出ていないことに気がつく。そもそも液晶にスピーカーは付いておらず、HDMIに流れてるデジタルを拾えないのでS600の光デジタル端子からアナログに変換する手段が必要だった。
 色々調べると光デジタル→アナログコンバータで一番お手軽なのは5.1chサラウンドシステムらしい。早速近所のヤマダへ。サラウンドシステムの値札を見ると光デジタル入力でそれなりのものは5万程度は出さないと無理。RD-A600からRD-S600にダウンしたため予算の差額がちょうどその程度。ただし大きなスピーカはまったく必要がないためアンプだけを探すと単品コンポになってしまい、価格が跳ね上がってしまう。

 なんとなく売り場をまわっていたらインターネットAQUOSの特売を発見。20インチとのセットで16万弱。店員にテレビ単体の価格を聞いてみたら8万ほどとのこと。予算を若干上回るが、入力端子もなんとか足りそうなので購入の方向で検討することに。
 テレビ売り場に移動して20インチAQUOSの価格を比較。GHとEXとDの3種類があったが、入力がアナログRGBかDVI-Iかといった違いだけで、性能面であまり差は無いらしい。
 ふと隣を見ると26V型のD10があり、並べてみるとやはり画面サイズが大きい。20V型は画面の縦方向が今使っている14型よりちょっと長いくらいで、むしろ仕事で使っている19インチ液晶より狭く感じてしまう。26D10の価格を聞いたところ、白だけ10万ちょっとでいいとのこと。在庫量で色によって価格差をつけてるらしい。それでも既に予算の倍だが、そんなことはすっかり忘れていた。

 問題となる置き場所の幅だが、約66cmでなんとか入りそうな数字。これでほぼ決定と思ったが、26V型コーナーで新製品の張り紙を見つけてしまった。LC-26GH3という製品で、液晶はフルハイビジョンではないものの倍速になり、HDMI端子も3つに増えるとのこと。また、26V型で初めて2画面モードが付いたらしい。大きさもD10より薄くなり、幅も2cmほど短くなった。値札に斜線が入っていたので訊いたところ、約15万でD10との価格差は5万前後。正直HDMI端子は2つでも構わないが、XD71とS600を使いまわすためにも2画面モードは重要。あとで作業用モニターを追加することを考えたらこの価格差は納得できる。が、当初予算の既に3倍になっていることはやはりすっかり忘れていた。
 早速店員に在庫を確認してもらう。するとGH3は在庫切れで1週間くらい待たされるという。サイドスピーカータイプのGH4なら在庫はあるらしい。しかし横幅が73cmとなり、入らない可能性が出てくる。
 ここでようやく冷静になり、予算を大幅にオーバーしているので断念した。とりあえずS600で必要なケーブル類や、保証書を入れられるファイルなどを購入。

 当初の計画だった光デジタル入力の安いアンプを探すために、ちょっと離れたコジマへ移動。しかしこちらでもサラウンドアンプは高いものばかり。ところが何気なく覗いたテレビコーナーで再び26GH3を発見。値札はヤマダより安い数字をつけている。実際にはポイント還元率が低いので2%ほどこちらのほうが高い。
 店員に在庫を聞いたところ、持ち帰れるという。数分後にはレジで会計していた。ただしミスったのはイーバンクのビザデビにせずに三井のデビッドで払ってしまったこと。イーバンクで1%のポイント還元→JALマイレージに付け替えが出来たのに。
 予算オーバー分を冬のボーナスで調整することに。ただ来年すぐに車の車検が待っているのとローンのボーナス加算があるので、コミケの予算も差し引けばほとんど残らないことになった。ボーナスまであと2ヶ月あるのでそれまでは回転資金を取り崩して対応。

 車で家に持ち帰り、夕食後早速設置。まずは今おいてあるテレビや、その周辺の物をどかしてAQUOSが入るスペースを作った。置き場所は窓沿いなので背面へのアクセスは外から窓を開けて出来るので幅をぎりぎりまで詰めてもいいのだが、結局80cmほどのスペースが出来た。これだと32V型でも置けてしまう。32V型倍速フルハイは今後の購入検討に入れることに。
 空けたスペースに窓からAQUOSを挿入。アンテナケーブルやHDMIケーブルなどを片っ端から接続。ただしRD-H1とHRD1については今後の利用方針が未定なのでとりあえず保留。そのせいもあってB-CASカードは開封せずにHRD1に刺さっていたものを利用。
 深夜帯のアニメの放映時間が迫ってきたので作業を一旦終了し、BSデジタルを観賞しつつ画質調整。フルハイではないものの、今までの14インチと比較したらまったく別次元の画質。むしろ鮮明すぎて元画像の汚さが見えてしまうほど。
 肝心の2画面モードは選択に制限はあるものの、HDMIのS600とD端子のXD71を同時に表示することがなんとかできた。これで片方でダビング作業をしつつ、リアルタイム観賞もできるようになる。

 友人にメールでS600と26GH3の購入報告をするとなんと彼も37V型AQUOSを知り合いから譲ってもらったとのこと。直電が来て1時間半ほど話し込んでしまった。