職場でHP-200LXをとある機械の設定用に使っているのだが、とうの昔に販売終了し、
修理もままならず、なおかつ必要とされる場面が増えてきているため、リナザウを代替機として
使えないか試すことに。


 HPで使っていたのは2gtermという少々特殊なターミナルソフトで、
CGAグラフィックも利用しているため単純なシリアルターミナルで置き換えるのは不可能。
 そこで、リナザウ上でx86エミュレーションを行い、そこでDOSを動作させて
2gtermが動く環境を作り上げることにした。


 x86エミュレータリナザウに対応している主なものはbochsとdosbox。とりあえず
dosboxのほうがお手軽に試せそうだったのでインストールしてみた。
 起動すると画面がフラッシュ。慌ててcanselを押すとDOSプロンプトが出てきた。
なんだかよくわからないが動いているらしい。とりあえず一旦終了させようとして
exitを入力するとタスクバーとタイトルバーを残して真っ黒に。どのキーを押しても
メニューに戻れず、電源も落とせないので、仕方なくリセット。


 dosboxは諦め、bochsを試すことに。あちこち検索するとbochsのバイナリが置いてあるサイトを
発見。早速落として説明どおりにインストール。ところがlibc.so.6(GLIBC_2.3)が無いとかで
エラー。どうにもいかなくなって、知り合いのリナザウのえらいひとに相談メール。