昨日作ったプログラムをリナザウ本体でセルフコンパイルできるように
dev_imgの導入。と思ったら既に/hdd3に入っていた。昔入れたのを
すっかり忘れていた。mountしてセットアップスクリプトを走らせgccにパスを通す。
 開発機から一連のソースやらスクリプトやらを持ってきてmake使わず手打ちで
コンパイルMakefileの作り方とかよくわからないのでこれが一番確実。

  • lcursesがリンクできないと怒られたのでオプションを-lncursesに直したら通った。

よくわからないがソースはcurses.hをincludeしてもいいらしい。


 USBシリアルで観測機器と接続して立ち上げると、開発機と同じように
動作した。リナザウだとソースレベルでの移植性が高いので助かる。
この程度のプログラムならソースを直す必要も無い。


 肝心のgnuplotを子プロセス呼び出しでグラフ表示させる部分では手間取った。
リナザウgnuplotではqtplotを先に立ち上げておいてからgnuplotを立ち上げ、
データを流し込むという手順が必要だが、スクリプト

qtplot &
gnuplot wave.plt

などとすると、gnuplotが「ポートが見つからない」などと言って
うまくいかない。ところがコンソールから手で打つとうまく表示される。
結局、qtplotが完全に立ち上がる前にgnuplotを起動してしまっているので、
プロセス間通信用のポートが開いていなかったというオチだった。

qtplot &
sleep 3
gnuplot wave.plt

という感じで間にウェイトを入れれば問題なく表示された。
sleepコマンドの後にQcopメッセージを送ってコンソールを手前に持ってくるようにすれば
通常のgnuplotと同じように使えるはずである。


 リナザウでテストしながらデバッグ作業と機能追加。
最低限の機能は使えるようになったので関係者にメールで連絡。


 帰りにあきばおーS端子ケーブルなどを購入。RD-XS40を生き返らせないと
7月の改編が厳しい。